【雨の日のスーツ】雨濡れ時のメンテナンス方法と梅雨時期に活躍するスーツ生地とは?

投稿日:2020年6月30日 更新日:スタッフブログ

いよいよ福岡も梅雨が到来。

この時期は雨の日が多く、スーツが濡れたり手入れも疎かになりやすいです。

ご自宅で洗濯できないスーツやジャケットを、どのようにメンテナンスすれば良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は「雨の日のスーツのお手入れ方法と、雨の日に活躍するスーツ」についてご紹介していきます。

雨の日こそスーツの手入れが重要

本来、スーツにとって水や湿気は天敵です。

雨に濡れたままのスーツをそのまましまうと、型崩れや、生地の風合いを損なうこともあります。

他の衣類にも言えることですが臭いやカビ、虫食いの原因にも繋がりますので、いつも以上に注意が必要です。

雨の日のスーツのお手入れ方法

雨の日の具体的なスーツのお手入れ。

実践しやすい方法に絞って、下記より触れていきます。

まずは「乾いたタオルで水分を取る」

スーツが雨に濡れてしまった際、まずは乾いたタオルやハンカチで水分を吸い取りましょう。

注意点としては、ゴシゴシと摩擦を起こさないようにすることです。

摩擦してしまうと生地が毛羽立ち、傷んでしまいます。イタリア生地など柔らかいスーツは特に注意が必要です。

水滴ははたくように、水気を吸っている際は軽く押さえつけましょう。

ハンガーにかけて「自然乾燥」させる

ある程度スーツの水分が取れたら、木製ハンガーにかけて風通しの良い場所に置きます。

プラスチックよりも木製のハンガーの方が早くスーツの水分を飛ばしてくれます。

雨の日が続きがちな梅雨時期は、湿った日が多いのでなかなか乾かないこともあるでしょう。

扇風機や除湿機も活用するとなお良い

その際のおすすめは、扇風機や除湿器を使用しながらスーツを早く乾かすという方法です。

浴室乾燥機を利用するのもいいでしょう。

スラックスをハンガーにかける際は通気性も悪くなる為、必ずジャケットと別々にしましょう。

裾部分を上に吊るして干すと、自重で皺も自然に伸びるのでおすすめです。

「スチーム」を使う

汗や半乾きの臭いが気になる際はアイロンスチームを使用しましょう。

臭いのもととなる汗や雑菌を死滅させることができます。

消臭スプレーを使用することで一時的には軽減されるかもしれませんが、根本的な解決には繋がりませんので注意が必要です。

入浴後の浴室にスーツを吊るしておき、あえて湿気を吸わせ、風通しの良い場所で乾かす方法もメジャーです。

出張時にスーツにシワができてしまった時などにおすすめの方法です。

梅雨時期におすすめのスーツ生地

スーツに負担のかかりやすい雨の日。

スーツの生地もへたりやすくなり、皺が多いとだらしなく見えがちです。

続いては、湿度も高くジメジメで雨も多い梅雨時期でも快適にご着用いただけるスーツ生地を、福岡えびすテーラーの独自目線でいくつかご紹介致します。

CANONICO/SUPER SONIC Hi-twist N-STRETCH(スーパーソニック)

VITALE BARBERIS CANONICOよりスーパーソニック。

超音波(SUPER SONIC)のような速さで、世界中を飛び回るビジネスマンをターゲットに開発されたコレクションとなります。

シャリ感もあり、通気性に優れています。

ナチュラルストレッチも備わっているので、機能性も抜群です。

そして何より、梅雨時期に重宝すること間違いなしの撥水性。

スラックス単品でもいいですし、ツーパンツスーツでお仕立てされ、出張先等では交互に履くというのもよろしいかと。選べる色も豊富です。

FOX BROTHERS/FOX AIR(フォックスエアー)

FOX BROTHERSよりフォックスエアー。

高温多湿の気候には最適な英国生地です。

ざっくりとした風合いで、平織りの為、通気性が抜群です。

梅雨時期、盛夏には大活躍します。

皺にもなりにくく、どうしてもジャケットを羽織らないといけない方には重宝されます。

湿度を吸ってしまうと、へたりやすくだらしない印象になりやすいです。

フォックスエアーのような、ハリコシのしっかりした通気性の高い生地が梅雨時期に最もおすすめです。

又、スラックス単体でお仕立てされても良いかもしれません。

無地から、クラシック調なストライプまで豊富にございます。

まとめ

以上、梅雨時期のメンテナンス方法、おすすめ生地についてご紹介致しました。

高温多湿な梅雨時期にでも、オシャレを楽しみましょう。

また、機能性に優れたスーツ生地についてはこちらの記事でも触れています。

ご興味のある方はご参考ください。

着心地抜群。快適な着用におすすめの「機能性オーダースーツ」とは。

生地選びの参考となれば幸いです。

仕立てる楽しさが、一人でも多くのお客様に届くことを願って。

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